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(朝鮮日報日本語版) 安倍首相、韓国特使に「慰安婦合意の履行」を暗に要求か

朝鮮日報日本語版 5/18(木) 22:44配信

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使として訪日中の文喜相(ムン・ヒサン)国会議員は18日午前、安倍晋三首相と会談し、韓日シャトル外交の再開と、北朝鮮核問題に関する韓米日の協力強化で合意した。韓日は2004年からの盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で2年間、08年からの李明博(イ・ミョンバク)政権で4年間、両首脳が交代で相手国を訪問したほか、国際会議で何度も会談した。

 日本の菅義偉官房長官は、会談後「両国はシャトル外交を再開させることにした。北朝鮮が非核化を行動で示すのが対話の前提条件だと日本の立場を伝え、韓国の意見も一致した」と説明した。

 文議員は「安倍首相が先に『文大統領が大統領選挙の際、まず北朝鮮に行くと述べたのは、ひどいのではないか』と聞いてきたので『韓米日の協調を通じて問題が解決すれば、そうすることもあり得る、という意味だった』と釈明した」と述べ「安倍首相が『やはり頻繁に会ってこそ誤解が解ける』と述べた」と話した。

 文議員はこの日、安倍首相にA4用紙2枚分の文大統領からの親書を手渡した。親書には、北朝鮮問題での韓米日の協調強化を促す内容と、韓国国民の大多数が慰安婦合意を受け入れられずにいるという内容が盛り込まれていた。

 韓日の摩擦の主な原因となっている慰安婦合意については、依然として溝が大きかった。文議員はこの日、安倍首相に対し「慰安婦合意を含め、歴史問題を賢明に解決していこう」と述べた。これに対し安倍首相は「慰安婦合意を含め、韓日関係を適切にマネージ(管理)していきたい」と応じた。共同通信など日本のメディアは、安倍首相の言葉を「合意を履行せよ」の意味だと報じた。

 しかし、双方ともこの問題を執拗に取り上げることはしなかった。同席したユン・ホジュン議員は「会談の8割は北朝鮮問題についての話で、互いに気まずくなる対話はできる限り控えた」と話した。菅官房長官も「未来志向的に日韓関係を築こうという基本的な意志を確認した」と述べた。

最終更新:5/18(木) 22:51

朝鮮日報日本語版