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LGBTパートナー認証制度、賛否2400件 札幌市、受け付け開始

北海道新聞 5/18(木) 10:27配信

 札幌市は性的少数者(LGBT)カップルの関係を認証する「パートナーシップ制度」の6月1日スタートに先立ち、5月18日から認証を希望する日時の予約を受け付ける。制度導入に対し、市には2400件以上の賛否の声が寄せられている。肯定的な声は7割を占め、「制度があれば友の自殺を避けられたかもしれない」などと切実な経験を基にした意見が目立った。一方、「少子化につながる」などと慎重な意見も少なくなかった。

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 市によると、昨年末から12日までにメールなどで寄せられた意見は2411件で、賛成は1663件、反対は748件だった。

 肯定派には、制度が導入されれば、苦しんできた当事者の心の安定につながるといった声が目立った。自分がLGBTの当事者だという40代男性は「中学生のころから自分を否定しつつ、死ねずに生きてきた」と告白。札幌市の制度が始まれば「自分たちもパートナーと幸せになれる」という目標ができると喜んだ。

 30代女性は、自殺したレズビアン(女性同性愛者)の友人が恋愛をしても結婚にたどり着けない苦しみを抱えていたと打ち明けた。慎重派には、現状の結婚制度を維持するために、導入をやめてほしいという声が多い。札幌の女性は「少子化対策が必要なのに逆行している。伝統的な結婚と家庭は日本の社会、国家の基盤だ」と主張した。

 市は18日午前8時45分から認証の予約を受け付ける。問い合わせは男女共同参画課(電)011・211・2962へ。

北海道新聞

最終更新:5/18(木) 12:45

北海道新聞