ここから本文です

『文春砲』をどうやって生み出すのか?編集長に直撃!

ニッポン放送「しゃベル」 5/18(木) 0:00配信

世間を賑わせたニュース、納得のいかないニュースの真相をとことん追求するニッポン放送『須田慎一郎のニュースアウトサイダー』。「週刊文春」編集長・新谷学を迎えて、連発されるスクープの取材の裏側を聞いた。

記者はスクープを取るためにアンテナを張って常にかかとを浮かせている

東島衣里アナウンサー)今回は政界、芸能界の裏側をすべて知る、「週刊文春」編集長・新谷学さんにお越しいただきました。

須田慎一郎)「文春砲」などと言われますが、他の週刊誌があまたにあるけれども、他の週刊誌はスクープが年に1回とか2回とかせいぜい3回。ただ週刊文春に私たち読者が求めているのは、毎週毎週びっくりするようなニュースが載っているのではないのか。記事が出ているのではないのかということ。どうやってそのスクープを毎週毎週持ってくるのか。これよく聞かれません?

新谷学 編集長)聞かれますねえ。極めてシンプルで、現場の記者の一人一人が自分たちの仕事はスクープを取ってくること、ネタを取ってくることとわかっているので、物凄くアンテナを張り巡らせて、常にかかとが浮いている状態。何かちょっとでも面白いと思ったら聞き逃さないで最初の一歩が出るという状況にいるので、その積み重ねですよね。スクープってやっぱり手間・暇・金がかかるわけですよ。コストがかかってしかも名誉棄損で訴えられる。そういうリスクも伴うわけで、コストがかかってリスクが伴うところからは、他のメディアがだんだんその土俵から降り始めている中で、馬鹿みたいに愚直に「スクープ! スクープ!」と言い続けて振り返ったら、わりと突き抜けた存在になれたというのが現状ですかね。

GW特大号の目玉は『安倍晋三首相が頼る運勢のお告げ』

須田) 今週(※放送日5月7日)がゴールデンウィーク特大号ですけど。『安倍晋三首相が頼る運勢のお告げ』これ嫌がらせか何かわからないけど、今週の一番の目玉ですよね?

新谷) そうですね。この間驚いたことに、朝日新聞の政治部からインタビューを受けて、政治面で『安倍一強』を取り上げたキャンペーンの締めくくりでインタビューがドでかく出たわけですよ。そこれも言いましたけど、安倍さんは一強と言われるくらい力を持っていることによって、なかなかメディアまでが忖度して、彼の痛いところには踏み込めなくなっている。そういう中でわれわれは、われわれなりの仕事の仕方があるだろうと。特に安倍さんの一個一個の政策を決めるプロセスの中で、安倍さんはものすごく、私も多少なりともお付き合いがありましたけどピュアな方なので、最後は心のよりどころを求めることがあるわけですよ。

須田さんなんかはよくご存じですけど、これまでも『炎の行者』とか『慧光(えこう)塾』とかいろいろあって、今一番彼が「これ当たるんだよな」と言っているのが、中原伸之という元東燃(東燃ゼネラル石油)の社長で。本当に事細かく生年月日や易経から「今この人の運気は上がっている」、「下がっている」、「ここまで待て」、「何月何日がそこだ!」と安倍さんに送っていることが官邸周辺をとことん徹底的に取材したらわかってきたので、これはみんなに知ってもらいたいと。

とくに今北朝鮮がこういう状況の中で、当然日米同盟をベースにアメリカと組んでいくのはわかりますけど、その判断や決断のベースにこのお告げが後押ししているとなると、ちょっと怖いなと。冷静に判断してもらう上でも、政策決定プロセスを詳らかにするというのは意味があるのかなと思って。相当怒っているとは思いますけど。

1/2ページ

最終更新:5/18(木) 0:35

ニッポン放送「しゃベル」