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暑さPR終了も民間に浸透…熊谷市が困惑気味 暑さ耐久レース後援も

埼玉新聞 5/18(木) 4:10配信

 埼玉県熊谷市は、同市の県熊谷スポーツ文化公園で7月29日に行われる「日本一アツいレース」と冠した自転車とランニングの耐久レースを後援する。同市は夏の暑さを逆手に取った「あついぞ!熊谷」の冠事業を既にやめており、暑さ対策に比重を移している。「過去のレースも後援しており、民間などが『あついぞ!熊谷』を使うことには協力したい」としながらも、「あついぞ!熊谷」のキャッチフレーズが浸透していることに困惑気味だ。

 この耐久レースは、ウィズスポ(東京都)と県公園緑地協会が主催する「あついぞ!熊谷 BURNING MAN RACE(バーニングマン・レース)」。今回で5回目を数え、毎年夏に同市で開かれている。自転車とランニングの部門があり、2~5時間で同スポーツ公園周辺を何周できるか競う。大会を紹介するホームページには「元祖日本一暑い街熊谷 走り抜け灼熱(しゃくねつ)の熊谷」などとある。

 大会事務局によると、2007年8月、同市が当時の国内観測史上最高気温となる40・9度を記録したことから、真夏の耐久レースにふさわしいとして同市を会場にした。自転車とランニングの部門ともに毎年、全国各地から約千人が参加。今回も既に自転車に320人、ランニングに80人がエントリーしている。
 
 同市では05年から「あついぞ!熊谷」をキャッチフレーズにしてPRしてきたが、15年度で冠事業を終了。「暑さ対策日本一」にPRの比重を移しており、同市としては「あついぞ!熊谷」のキャッチフレーズを使わないことにしている。
 
 大会事務局は「暑い熊谷で参加者自身が限界に挑戦するのが大会の狙い。来年以降も熊谷で開催していきたい」と話している。

最終更新:5/18(木) 4:38

埼玉新聞