ここから本文です

日本初民間単独ロケット年内打ち上げへ前進 北海道・大樹で燃焼実験成功

北海道新聞 5/18(木) 8:41配信

「開発の大きなステップを踏んだ」

 【大樹】十勝管内大樹町のロケット開発会社「インターステラテクノロジズ」(稲川貴大社長)は17日、同町浜大樹の実験場で、観測ロケットが宇宙空間到達に必要な120秒間のエンジンの燃焼実験に成功した。同社は民間単独で日本初となる宇宙へのロケット打ち上げ成功を目指す。年内に予定する打ち上げに向けて開発が大きく前進した。

<動画>高度約4~6キロに到達した2013年、大樹でのロケット打ち上げ

 今回の実験では、軽量化した推力1・2トンのエンジンについて、燃焼時間のほか、耐熱性能も確認した。同社の実験場に横向きに置かれたロケットエンジンは、ごう音を上げて噴射口から炎を噴き上げた。実験終了後に稲川社長は、「開発の大きなステップを踏んだ」と話した。打ち上げ時期については明言しなかった。燃焼実験は23日にも行う。

ホリエモン創業のベンチャー企業

 同社は2013年に元ライブドア社長の堀江貴文さんらが創業したベンチャー企業。開発しているのは全長9・9メートル、重さ1トンの観測ロケットで、最大20キロの機器を搭載して高度100キロ圏の宇宙空間に到達させることを目指している。ロケットは既製品の半導体などを使うことでコスト削減を図り、1回の打ち上げ費用は3千万円程度にする。

北海道新聞

最終更新:5/18(木) 9:59

北海道新聞