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福島県内3蔵元4銘柄が最高賞 世界規模ワイン品評会日本酒部門

福島民友新聞 5/18(木) 8:56配信

 世界最大規模のワイン品評会、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2017の日本酒部門の審査結果が17日、発表された。

本県からは3蔵元の4銘柄が最高賞の金賞に選ばれた。金賞受賞数は9銘柄の山形県に次いで、長野県と同じ2位だった。

 このうち、ほまれ酒造(喜多方市)は純米吟醸酒の部で「純米吟醸 からはし 山田錦」、大吟醸酒の部で「会津ほまれ 大吟醸酒」が金賞を獲得。笹正宗酒造(同市)は純米酒の部で「笹正宗 純米吟醸」、仁井田本家(郡山市)は純米吟醸酒の部で「自然酒 純米吟醸」がそれぞれ金賞に輝いた。

 IWCは毎年、英国ロンドンで開催。今年は日本酒部門の九つの部に1245銘柄の出品があり、4月24~26日の審査で56銘柄を金賞に選んだ。

 各部門の金賞の中からより優れた銘柄が「トロフィー」として選ばれ(22日に発表)、さらにその中の最高賞「チャンピオン・サケ」が7月6日に発表される。

  ◆「家族、従業員に感謝」 各蔵元が喜びの声 

 3年間の成果を出せて本当にうれしい」。県清酒アカデミー職業能力開発校を今春卒業した笹正宗酒造の岩田悠二郎社長(30)は吉報に声を弾ませた。昨年9月に待望の長男禄太郎ちゃんが誕生。今年1月からは蔵元杜氏としての道を歩んでおり、2年ぶりの金賞受賞に喜びもひとしお。「家族や従業員の支えに感謝」と力を込めた。

 ほまれ酒造は2015年の「チャンピオン・サケ」を含め、今年で5年連続の金賞獲得。唐橋裕幸社長(44)は「金賞は出品全体の5%以下に与えられる名誉ある賞。そこに2銘柄入ったことに価値がある。品質の高い日本酒を毎年造り続けていることを証明できた」と喜んだ。

 仁井田本家の仁井田穏彦(やすひこ)社長(51)は「受賞銘柄は今年、生誕50周年の節目を迎え、いい弾みになった。福島の酒が風評から、よみがえる原動力になる。より一層、酒造りにまい進していきたい」と決意を新たにした。

福島民友新聞

最終更新:5/18(木) 8:56

福島民友新聞