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宇部帆船模型の会、精密な力作披露

5/18(木) 14:19配信

宇部日報

セメントタンカーも

 宇部帆船模型の会(堀田良作会長、15人)の作品展が市立図書館で開かれている。新作を含む世界各国の帆船模型25隻を公開。精密に再現された雄姿が、来場者の目を引きつけている。21日まで。

 同会には60~80歳代の男性愛好家が所属。月に1度、市民活動センターで勉強会を開いている。石川栄一さんのフランス戦艦「レアルド・フランス」は、1本のオールに3~4人がついてこぎ、全速力で突撃。相手船体に船首を当てて、大穴を開ける。17世紀に活躍し、大きな三角帆が特徴だ。寺井勝さんの新作は、敵国の船を攻撃することが許されていたフランス私掠(しりゃく)船「トルネーズ」。槇尾和義さんは、スウェーデンの王室ヨット「アンフィオン」などを出品している。

 堀田会長は、マニアも憧れるイギリス戦艦「ヴィクトリー」を展示。最大乗員数850人の第一級戦列艦で、トラファルガー沖海戦でネルソン提督の旗艦となった。「当時をイメージしながら、2年5カ月を費やして作った。徐々に形が出来上がっていく製作過程が楽しい。夢とロマンを追い求められる趣味」と魅力を語る。

 船長だった福山洋さんは、オリジナルのセメントタンカー「第五興栄丸」など4隻と、イギリス戦艦「ユニコーン」の油絵を出品。江波静雄さん、矢内英機さん、下田正則さん、木谷明信さんの力作も並ぶ。帆船模型の関連本108冊と、イギリス国立海事博物館所蔵の模型を紹介する写真パネル21枚も併せて展示している。開場時間は午前9時から午後5時(最終日は同4時)まで。

最終更新:5/18(木) 14:19
宇部日報