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古河電工、アルミCVケーブルを開発

5/18(木) 6:02配信

鉄鋼新聞

 古河電工はこのほど、アルミ製のCVケーブルを開発し販売を開始した。新製品の「600Vハイブリッドケーブル」はアルミ導体ケーブルの両端に短い銅導体ケーブルを配した製品。軽量なアルミの特性を生かし、重量を一般的な銅導体ケーブルの約半分に低減している。軽量化で現場の施工性を向上。併せて両端に銅ケーブルを配したことで、これまで通りに接続できることも特長となっている。トンネルなどでの仮設工事向けに加えて、建設用や鉄道関連分野での適用も視野に入れている。

 同社ではすでにビル用の分岐電線でアルミ電線と銅電線を組み合わせた商品を開発。今回の「600Vハイブリッドケーブル」で、軽量かつ価格が安定しているアルミの利点を生かした商品ラインアップをさらに広げた。開発は同社とグループ会社の古河電工産業電線の共同。
 アルミ電線と銅電線の接続については樹脂被覆による防水加工を施して耐食性を向上。併せて導体構造を工夫して曲げやすさを従来品以上に高めている。また青色の外被で銅電線との識別を容易にしている。
 アルミは銅より導電性が小さいため同じ電流容量を確保するためには1サイズアップすることが必要だが、サイズを上げても従来の銅導体ケーブルよりも約3割軽い。4月から導体断面積が100平方ミリメートルの製品を発売しており、今後は順次サイズを拡充していく計画となっている。

最終更新:5/18(木) 6:02
鉄鋼新聞