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波乱の幕開け!王者ヒロム、前年優勝オスプレイが敗れる 新日本『SUPER Jr.』開幕戦

AbemaTIMES 5/18(木) 11:56配信

 5月17日の新日本プロレス『BEST OF THE SUPER Jr.』開幕戦は、後楽園ホールに1729人、札止めの観客を集めて行なわれた。

 日本のトップJr.戦士に加えアメリカ、メキシコ、ヨーロッパと世界中から強豪が参戦し、史上屈指の多彩なメンバーが揃ったと言ってもいい今回の『SUPER Jr.』。優勝戦線を占う意味でも開幕戦は重要となるが、同時に開幕戦には波乱もつきものだ。今回も、ファンをあっと言わせる結末が待っていた。

 メインイベントでは、IWGP Jr.ヘビー級王者の高橋ヒロムが、ドラゴン・リーに敗北。フィニッシュは必殺技ドラゴンドライバー(フェニックス・プレックス)だった。

 王者が敗れた形だが、ヒロムとリーは過去に何度も激闘を展開してきたライバル。メキシコではマスカラ・コントラ・マスカラ(敗者マスクはぎマッチ)で対戦。当時カマイタチとして活躍していたヒロムが“正体”をさらしている。またIWGP Jr.戦でも対戦しており、リーにとっては直近の対戦のリベンジを果たしたことにもなる。

 いずれにせよ、こうしてチャンピオンを脅かす存在が出てくるのがJr.戦線の層の厚さ。ヒロムが宣言していた“波乱なき全勝優勝”は不可能となったが、リーグ戦は興味深いものになった。

 この開幕戦では、前年優勝者のウィル・オスプレイも敗戦。相手はイギリス時代のライバル、マーティ・スカルだった。ヒロムとリーもそうだが、何度も対戦しているからこそ戦術やクセを読み切ることが重要になってくるし、紙一重の差が勝負を分ける。

 空中殺法を得意とするオスプレイに対し、スカルはレスリング主体。加えて“パキッ”と嫌な音を立てる指への攻撃も絶大なインパクトを残した。最後はオスプレイのオスカッターを防いでのチキンウィング・フェイスロック。かつてUWF勢が使用した渋い技での勝利は、華やかな選手が多いJr.ヘビー級の中で独自の魅力だと言える。

 また第1試合には、今年が最後の『SUPER Jr.』出場となる獣神サンダー・ライガーが登場し、TAKAみちのくと対戦。得意技を惜しみなく繰り出す姿に、観客も大喝采。結果として敗れはしたがやはりJr.のレジェンドに対するファンの思いは格別なものがある。

 対するTAKAは、いつもの鈴木軍コスチュームではなく、青のKAIENTAIバージョンのコスチュームで試合に臨んだ。新日本参戦が出世のきっかけとなったTAKAだけに、この試合は鈴木軍というより“いちJr.戦士”として闘いたかったということだろう。

 そんなエモーショナルな場面が見られるのも、歴史ある『SUPER Jr.』だからこそ。見どころ満載の開幕戦を終え、“Jr.の季節”がいよいよ熱くなってきた。

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最終更新:5/18(木) 12:29

AbemaTIMES