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いじめ問題、第三者委の在り方見直しを 都内で勉強会、青森の遺族も参加

デーリー東北新聞社 5/18(木) 10:36配信

 全国のいじめ問題の解決に取り組むNPO法人ジェントルハートプロジェクト(神奈川県)は17日、東京都内で勉強会を開いた。青森県内でいじめ被害を訴えて自殺した中学生、高校生=いずれも当時=の遺族らが、いじめ問題を巡る第三者委員会の在り方などについて改善点を指摘した。

 勉強会は、いじめ防止対策推進法の見直しが行われているのを踏まえて開かれた。

 2014年に亡くなった県立八戸北高2年の大森七海さん=当時(17)=の母親は、第三者委がまとめた報告書に関し、「委員の勝手な想像で提出資料が解釈され、都合よく事実がねじ曲げられた。報告書から本当の娘の姿が浮かんでくるのであれば受け入れるが、その中の子は娘ではなかった」と批判。第三者委や教育委員会による調査、取りまとめの手法などについて問題点を提起した。

 昨年8月に自殺した青森市立浪岡中2年の葛西りまさん=同(13)=の父親で、市教委などに第三者委員の変更を求めている剛さんは「委員の人選は教育委員会の主導だが、公正中立の保障はなく、全国でも再調査が当たり前になっている」とし、人選方法の見直しの必要性を強調。同市での委員変更も、遺族側に寄り添う形で早期に行うよう訴えた。

デーリー東北新聞社

最終更新:5/18(木) 11:11

デーリー東北新聞社