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指定廃棄物、年内にも搬入 環境省が方針転換、楢葉住民と協定前

福島民友新聞 5/18(木) 10:53配信

 東京電力福島第1原発事故で発生した県内の指定廃棄物を、富岡町の国有化された埋め立て処分場(旧フクシマエコテッククリーンセンター)で最終処分する計画を巡り、環境省の伊藤忠彦副大臣は17日、搬入路がある楢葉町の松本幸英町長らと町役場で会談し、地元行政区と安全協定を結ぶ前でも処分場への搬入に踏み切る方針を明らかにした。
 同省は県や富岡、楢葉両町との調整を経て、早ければ6月に搬入路の改修工事に着手する考え。工事は数カ月かかるとみられ、年内にも指定廃棄物の搬入が始まる可能性がある。
 同省はこれまで県と両町、富岡町の地元行政区と安全協定を交わした。楢葉町の地元行政区とも結んでから搬入を始めるとしてきたが、協定を結ぶめどが立たないため方針転換した。
 伊藤氏は会談で、協定締結に至っていない現状について「大変残念だが(指定廃棄物の)処分事業は双葉郡、県の復興を進める上で必要不可欠。住民の安全、安心の確保を最大限に配慮したい」として、搬入開始に理解を求めた。

福島民友新聞

最終更新:5/18(木) 10:53

福島民友新聞