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まるで未来のクルマにでも乗ったかのようワクワク感!フォルクスワーゲン 新型eゴルフ/ゴルフGTEに先行試乗!

5/18(木) 19:20配信

オートックワン

マイナーチェンジした ゴルフのEV版、新型eゴルフとPHVモデルの新型ゴルフGTEをスペイン・マヨルカ島で先行試乗!

とうとうフォルクスワーゲン「eゴルフ」が日本にやってくる!

7代目ゴルフが大規模なマイナーチェンジを行い、通称“7.5”へと進化。これに伴い、そのEV版である「eゴルフ」にも大きく改良の手が入れられた。今回はこの新型eゴルフと、プラグインハイブリッド(PHV)である新型ゴルフGTEに、スペインのリゾートアイランドであるマヨルカ島で試乗した。

Volkswagen New e-Golf/Golf GTE(画像56枚)

新型eゴルフではチャデモに対応!晴れて日本導入へ

そもそもeゴルフは、7代目ゴルフが登場した当初からラインナップされていた車種。そしてこれが日本でもお披露目されたが、市販にまで至らなかった経緯のひとつに、急速充電への非対応があった。しかし今回のマイチェンで新型eゴルフは、チャデモをはじめとした日本国内の規格に充電装備を対応させ、晴れて導入の目処が立ったというわけである。

性能アップのトピックスは、何と言ってもその航続距離が190kmから300kmへと伸びたことだろう。その主たる理由はリチウムイオンバッテリーにおけるセルの性能向上で、出力は従来の24.2kWhから35.8kWhまでアップした。また、モーターの駆動抵抗低減など細かい部分の積み重ねによって、実に1.5倍以上の伸びしろを得たわけである。

タイムラグなくよく走り、気持ちの良い加速性能

さて今回の試乗路は、マヨルカ島の空港から宿泊地までの約100km。これを日本人ジャーナリストふたりで分け合うように走った。これだけ見るとちょっと物足りない試乗のように感じられるが、宿に着いてからもさらに周辺道路を走ることは許されていたし、不特定多数のジャーナリストが乗るうえで300kmという航続距離のバッファを考えると、妥当な数字なのだろう。

新型eゴルフのユニット出力は100kWh(136ps)。この額面だけ見るとゴルフ1.4TSI ハイライン(140ps)とがっぷりよつだ。しかしその車重はeゴルフが1615kgと、295kgも重たい。だから従来のガソリン車的思考で考えると新型eゴルフは「ただの遅いゴルフ」になってしまうわけだが、実はこれがよく走る。走る上に、とても気持ちが良い。

その要となるのは290Nmという最大トルク(1.4TSIは250Nm)。EVの走行性能でよく言われることだが、これがアクセルオンから直線的に立ち上がり、瞬時にその初速を稼ぎ出してくれる。内燃機関と違ってアクセルを踏めば踏んだだけ、そのトルクが解き放たれるのが、EVならではの特徴。だから今回も信号グランプリで、地元のガソリンエンジン車に負けるということは一度もなかった。

ガソリンエンジンもここ5年ばかりでほとんどの実用車が低中速トルク重視の性能となり、ここで得た初速を多段化したトランスミッションが巡航速度に変換するようになってきた。そもそもその「小排気量ターボ+多段化」というジャンルに先鞭を付けたのがフォルクスワーゲンなのだが、それでもeゴルフの、タイムラグのない加速には及ばない。

回生ブレーキは全部で5段階。「D」レンジは実質回生ゼロで、その次にSTEP1~3までの3段階でブレーキに強弱が付けられる。そして「B」レンジを選ぶと、アクセルを離しただけで減速Gが高まるほどの回生ブレーキが得られるようになっている。

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最終更新:5/18(木) 19:20
オートックワン