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「着服してもばれないと思った」会計課職員を書類送検 拾得物着服容疑 福岡県警、懲戒免職に

西日本新聞 5/18(木) 17:23配信

 福岡県警は18日、保管期限が切れた拾得物を着服したとして業務上横領と虚偽公文書作成、同行使容疑で福岡中央署会計課の男性職員(36)を福岡地検に書類送検し、同日付で懲戒免職処分とした。また監督責任を問い、当時の上司だった3人の職員を本部長注意などの処分にした。

 県警監察官室によると、男性職員は2013年3月から拾得物の受け付けや保管などを担当。約3年半の間に着服のほか、数千件の不正処理に関わった可能性もあり、県警が調べている。

 書類送検容疑は昨年3~4月、落とし主が見つからず、保管期限が切れた商品券やバッグなど93点(約21万円相当)の拾得物を着服。さらに同6~8月、虚偽の書類を作成し、提出した疑い。県警の調べに、職員は「持ち主への連絡が面倒だった。着服してもばれないだろうと思った」と容疑を認めているという。

 男性職員の机から、手続き上は処分されたはずの拾得物が見つかり不正が発覚した。

 拾得物は3カ月の保管期間が過ぎると所有権が拾得者に移り、さらに拾得者が2カ月以内に受け取りに来なければ、県に権利が移る仕組み。

=2017/05/18付 西日本新聞夕刊=

西日本新聞社

最終更新:5/18(木) 17:23

西日本新聞