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流動化処理工法を導入 福島・相馬の小野建設、新地にプラント

福島民友新聞 5/18(木) 11:24配信

 小野建設(相馬市、小野貞人社長)は17日までに、流動性が高い処理土を使って地下の埋め立て工事を行う「流動化処理工法」を導入した。処理土を作るプラントは新地町に設置。同社によると設置は県内で初めて。


 同工法はJR博多駅前の道路大規模陥没事故の埋め戻し作業に使用され、早期復旧につながったことで知られる。

 同社によると、処理土は工事などで発生した土に水とセメントを混ぜて作り、工事現場に流し込むと、2~3日で固化する。ローラーで締め固める作業が必要ないため工期の短縮につながり、流動性があるため空洞ができにくいことなどの利点があるという。

 同工法は特許技術で、使用には流動化処理工法研究機構への加盟が必要なため、小野建設は同機構に加盟している中村建設(静岡県浜松市)と共同企業体(JV)を組んでいる。

 新地町のプラントでは1日160立方メートルの処理土製造が可能。相馬市内などで陥没の危険があった水路や水道管を埋める作業で同工法を使用している。

 小野建設では将来的に機構加盟も検討しているといい、「復興・復旧工事に役立てていきたい」としている。

福島民友新聞

最終更新:5/18(木) 11:24

福島民友新聞