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売り上げ伸び悩んでいた店が1位! イオンモールの沖縄料理店、急成長の秘密

沖縄タイムス 5/18(木) 6:10配信

 沖縄県の糸満ロータリー近くで、ぜんざいなどを提供している「まるみつ」(高山守代表)が北中城村のイオンモール沖縄ライカムに出店し、ヘルシーな沖縄料理で売り上げを伸ばしている。16年度は前年度比46・6%増で、ライカム内の専門店でつくる同友店会から、食品・飲食の部で売上高伸長率1位となり、15日に表彰された。

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 ライカムがオープンした2015年4月にフードコートへ出店。当初はフライパンで炒めた野菜を載せた沖縄そばや、ゴーヤーチャンプルーなど「普通の沖縄料理」(高山代表)を出していた。売り上げは伸び悩み、アルバイト代の支払いが遅れたこともあったという。

 ■口コミで…

 目を付けたのは「健康」。油や塩を一切加えず、沖縄県産のかつおだしで野菜を煮て、野菜そばやゴーヤーチャンプルーを提供した。かつおだしのうまみが染み込んだ優しい味とヘルシーさが受け、外国人客や近くの病院関係者らに口コミで広がっていった。

 売り上げは順調に伸び、16年度は46・6%増の約5千万円。17年度は北中城村内の農場で野菜を育て、安心安全な料理を展開する予定で、6千万円以上の売り上げを目指す。

 ■接客の成果

 高山代表は「(出店前は)数年で閑古鳥が鳴くと融資を断られ、内装工事の一部を自分で行った。スタッフで茶道を学ぶなど『一期一会』の精神で接客に取り組んだ成果だ」と振り返る。「健康に力を入れ、海外観光客をさらに取り込みたい」と話した。

 ライカム内の専門店は約230店あり、うち食品・飲食関係は約80店ある。

最終更新:5/18(木) 12:40

沖縄タイムス