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ウミガメ保護の拠点施設整備へ みなべ

紀伊民報 5/18(木) 17:01配信

 和歌山県みなべ町は本年度、全国有数のアカウミガメの産卵地である千里の浜(みなべ町山内)近くに、ウミガメ保護活動の拠点施設を整備する計画を立てた。産卵シーズン中は関係者が調査したり、一般の観察者を受け入れたりしており、活動の充実を図る。9千万円の事業予算を盛り込んだ一般会計補正予算案を18日、町議会5月定例会に提案した。

 千里の浜近くの千里観音付近には、地元が所有管理する木造平屋の建物があり、毎年5月から8月ごろにかけての産卵シーズンは、そこを基地に、NPO日本ウミガメ協議会の関係者や地元グループが調査・保護活動をしている。

 ただ、建物は老朽化しており、町は、国の地方創生拠点整備交付金約4200万円を受け、町施設として整備することにした。地方創生交付金以外に交付税算入のある起債も使い、町の実質負担は約2700万円。予算が認められれば設計に入り、夏以降に着工。本年度末の完成を目指す。

 今ある建物を解体し、新たに鉄骨平屋の建物(約200平方メートル)とトイレを整備する。観察者の待機スペースとなる展示・学習室には、ウミガメや、付近を通る熊野古道などについて紹介するパネル展示をする。調査関係者が寝泊まりする部屋や調理室、シャワールームを設ける。

最終更新:5/18(木) 17:01

紀伊民報