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渡海上人を追善供養 補陀洛山寺

紀伊民報 5/18(木) 17:01配信

 「補陀洛渡海」で知られる和歌山県那智勝浦町浜ノ宮の補陀洛山寺で17日、浄土を目指した渡海上人の追善供養が営まれた。

 補陀洛渡海は、生きたままわずかな食料を積んだ船に乗り込み、那智の浜から観音の浄土(補陀洛山)を目指した宗教儀礼。同寺によると、平安時代から江戸時代にかけて28回行われたという。

 この日は約50人が参列。高木亮享住職(78)が追善供養をし、家内安全や健康などを願う護摩祈祷(きとう)もした後、近くにある渡海上人の墓でも僧侶が読経をした。

 青岸渡寺の住職でもある高木住職は「命をかけて浄土を目指した先人たちをしのんでお参りをさせてもらった。そういう先人がいたことを多くの方に知ってもらえたらうれしい」と話した。

最終更新:5/18(木) 17:01

紀伊民報