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女子アナ五戸美樹は「肉食系にたっぷりハマっています」

日刊スポーツ 5/18(木) 17:18配信

 アナウンサーの五戸美樹です。「りんごダイエット」に「キャベツダイエット」…これが痩せると聞けば飛びついてきた私ですが、そもそも何かひとつのものしか食べないなんて、食事のバランスが悪過ぎて危険極まりないですよね。ロカボ(注1)の範囲内で糖質を摂って、野菜も食べて、お肉をモリモリ食べる「焼き肉ダイエット」や「ステーキダイエット」はいかがでしょう。だってお肉はたんぱく質だもの! ってなわけで「元ニッポン放送アナウンサー五戸美樹のごのへのごろく」第8回「ダイエット編・お肉はたっぷり食べよう」をどうぞ。

【一覧】元ニッポン放送アナウンサー 五戸美樹のごのへのごろく

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 【前回までのあらすじ】トーク編と併行して連載中のダイエット編。「ロカボ」に出会ってから、おなかいっぱい食べて、楽しくダイエットを継続中。第5回「食後の血糖値を上げないようにするのがダイエット」(4月27日更新)、第6回「カロリー増で血糖値が下がる」(5月6日更新)でした。

 ■牛や豚食べると太るは今や都市伝説■

 ロカボの名付け親で、北里研究所病院糖尿病センター長で医学博士、「一般社団法人 食・楽・健康協会」代表理事の山田悟先生の著書『ロカボで食べるとやせていく』(幻冬舎)と、山田先生監修の新刊『世にも美味しい「ゆるやかな糖質制限ダイエット」』(世界文化社)を参考図書に、北里研究所病院で山田先生に取材した内容を、以下にまとめます。

 「たんぱく質は筋肉を増やすために必要」ということを知っている方は多いと思います。たんぱく質が多く含まれているのはお肉やお魚。なのに、牛肉や豚肉を食べると太ると、かつては言われてきました。だから私も、ダイエットのためにたんぱく質を摂ろう、豆腐とササミならカロリーが低いからそれだけ食べよう、なんてことを考えていました。

 今考えれば全くのナンセンス。なぜ豆腐とササミは太らなくて、牛肉と豚肉は太ると思っていたんでしょうか…同じたんぱく質なのに!

 ■ロカボ守ってお肉いっぱい食べよう■

 第7回「おなかが空いたら食べていい」(5月12日更新)で書いた通り、糖質を基準以下に抑えれば、おなかいっぱいになるまで牛肉や豚肉を食べても太りません(過食症など病気で満腹中枢が壊れている方を除いて)。

 しかし、私五戸、かなりたくさん食べられるほう(串揚げ食べ放題で80本食べてお店の記録を作ったことがある)なので、どうにも自分の満腹中枢が信用できず、お肉ならこのくらい食べても大丈夫、という目安がほしいと思い、山田先生に質問してみました。

 2010年版の食事摂取基準には、たんぱく質の上限量(=この量を超えると体を害するという目安)が設定されていました。体重1kgあたりのたんぱく質の上限が2gだったんです(2g/kgと表記します)。つまり、体重が50kgの人なら、たんぱく質の上限が100gだったということ。これはお肉でいうと約500gです。

 しかし、この上限、現在はありません。

 ■消えました「たんぱく質の上限量」■

 たんぱく質の摂取が多過ぎると問題になるといわれている腎機能と、たんぱく質の摂取量の関係を研究したデータがあります(『NIPPON DATA90』)。それによると、一番腎機能に問題が起こっていなかった日本人のたんぱく質の摂取量の一日平均は、男性で1.96g/kg、女性で1.92g/kgでした。つまり、たんぱく質の上限量ギリギリが、最も腎機能を保護した、ということ。

 すごく簡単に言うと、これまでは、「お肉は一日500gまでよ~」と言われていたのに、「一日500g食べてみたよ、でもそっちの方が健康だったよ」という話。

 そのため、2015年版の食事摂取基準(現在、最新の基準)では、たんぱく質の上限量が消えました。上限なく摂っていい、ということです。

 ■「一日3食」これから「一日肉食」■

 山田先生たちが調べたデータでは、日本人がロカボの食事法で、満腹になるまでたんぱく質を摂っても、平均1.6g/kgほどでした。おなかいっぱいまで食べても、お肉の量が一日500gまでいかなかった、ということ。もっと食べていいくらいなんです。

 結論を言うと、ロカボで食事をすれば、「お肉なら好きなだけ食べていい」。

 それまで、お肉を食べることに罪悪感があった私は、山田先生のこの言葉に救われました。

 続けて山田先生は言いました。

 「一日3食食べる」ということは、「一日3回筋肉合成のチャンスがある」、ということなんだと。なので、「3食ともしっかりたんぱく質を摂ってください」とのことでした。

 これまで、ダイエット中に友人にご飯に誘われた時は、食事を断ったり、野菜中心のレストランを提案したりしていました(もちろん野菜は食べたほうがいいですけども)。でもこれからは、焼き肉やステーキのお店に誘っちゃおっと!(次回ダイエット編は第9回「油もいっぱい食べよう」です)

 < 本日のごのへの・ご・ろ・く > 「夢みたい 食べていいのね 肉・魚」

(注1)「ロカボ」は“ローカーボハイドレート”の略で、“ロー(低い)+カーボハイドレート(糖質)”のこと。1食の糖質摂取を20g~40g、一日70g~130gにする、ゆるやかな糖質制限です。

 ◆山田悟(やまだ・さとる) 1970年、東京生まれ。1994年慶應義塾大学医学部卒業。2002年から北里大学北里研究所病院勤務。同病院医療連携室室長、糖尿病センター長、医学博士。一般社団法人「食・楽・健康協会」を設立、代表理事を務める。日本における糖質制限の第一人者。「ロカボ」の名付け親。「糖質制限の真実」(幻冬舎)をはじめたくさんの書籍を出版、メディアにも数多く登場。

 ◆五戸美樹(ごのへ・みき) 1986年4月9日、埼玉生まれ。お茶の水女子大学文教育学部を卒業し2009年、ニッポン放送入社。アナウンサーとしてエンタメからスポーツまで幅広く多くの番組を担当して、2015年11月に退職。同年12月からエイベックス・マネジメントに所属。エイベックスでは初のアナウンサー契約。アイドルやアーティストに「トークレッスン」も担当。ゆるやかな糖質制限の「ロカボダイエット」継続中、リバウンドなし。

最終更新:5/18(木) 17:32

日刊スポーツ