ここから本文です

八戸水産高の航海実習 北ミサイルで日本海回避

Web東奥 5/18(木) 11:15配信

 青森県八戸市の八戸水産高校(米内山裕校長)が実施する体験航海実習の本年度第1陣が17日、実習船「青森丸」(660トン)に乗り組み、八戸港を出港した。北朝鮮のミサイル発射が相次いでいることから、今年は日本海側ではなく太平洋側に行き先を変更した。
 体験航海は19日まで2泊3日の日程。生徒たちは船上生活をしながら、岩手県宮古市沖で1本釣りによる漁労体験実習などに臨む。
 同校によると、これまでは津軽海峡を経て日本海側の鯵ケ沢町沖に向かうルートだった。福嶋信教頭は取材に「4月末ごろに行き先の変更を決めた。生徒の安全を最大限考慮し、行き先を見直した」と話した。
 この日出発した第1陣は、水産食品科の1年生34人と専攻科の漁業科1.2年生12人、乗組員・教官らを合わせて65人。白銀埠頭(ふとう)館鼻岸壁で行われた出発式では、米内山校長が「実りある航海でたくましく育って帰ってくることを願う」と激励し、実習生を代表して田中良東さん(水産食品科1年)が「普段(陸上では)体験できないことを学び、仲間と協力して実習に取り組む」と抱負を述べた。式の後、生徒らは青森丸に乗船し、集まった家族らに見送られて港を出た。
 同体験航海は、船上での生活や作業に慣れることを目的として全1年生を対象に実施しており、水産工学、海洋生産両科の生徒も1学期中に臨む。2学期以降は水産工学、海洋生産の2年生の長期航海実習が予定されている。

東奥日報社

最終更新:5/18(木) 11:15

Web東奥