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「太宰コース」など散策/奥津軽トレイル始まる

Web東奥 5/18(木) 11:18配信

 奥津軽トレイル倶楽部(事務局・青森県五所川原市のNPO法人かなぎ元気倶楽部)主催の本年度ガイドツアーが始まった。13日には、人気の「太宰治ゆかりの地コース」(約10キロ)が行われ、参加者が小説の舞台になったとされる「藤の滝」などを巡った。
 同倶楽部の本年度ガイド付きトレイルのコースは8本(歩行距離計117キロ、青森ひばの神木コースは4月実施)。4月から11月まで月に1コースずつ実施するが、人気の太宰ゆかりの地コースだけは5~10月に計6回実施する。
 この日は県内を中心に10人が参加。五所川原市金木町の津軽三味線会館前を貸し切りバスで出発。県道屏風山内真部線のふるさと林道入り口から歩き始めた。同行した日本山岳ガイド協会公認ガイドの山口信保さん(67)が、道路沿いの植物について解説。参加者は特徴や食べられるかなどを聞いていた。
 硫黄分を含んだ水が湧き信仰の場となっている湯の沢冷泉では、地表をコケが覆い、硫黄のにおいが立ちこめる神秘的な雰囲気に浸った。また、太宰の「魚服記」の舞台とされる藤の滝では、参加者が流れ落ちる水の行方を見つめていた。
 東京都から参加した会社員の山田美子さん(53)は「地元のガイドが地元の言葉で案内してくれて楽しかった」と満足そうに振り返った。トレイルツアーを担当する毛内秀登さん(58)は「同じコースでも四季折々、別な顔で見せるので夏や秋も来てみてください」と話した。次回は6月10日に「大倉岳登頂コース」を実施する。問い合わせは事務局のかなぎ元気倶楽部(0173-54-1616)。

東奥日報社

最終更新:5/18(木) 11:18

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