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5月17日の海外株式・債券・為替・商品市場

5/18(木) 5:40配信

Bloomberg

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は 次の通り。

◎NY外為:ドル続落、大統領選後の上げ帳消し-政治的混乱響く

17日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが続落。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は6営業日連続低下した。トランプ政権の政策アジェンダを巡る不透明性が広がり、ドルを圧迫した。政治的混乱を受けてニューヨーク株式市場は大幅安となり、米国債利回りも大きく下げた。

ニューヨーク時間午後5時30分現在ではブルームバーグ・ドル・スポット指数が前日比0.5%低下。一時は昨年11月9日以来の低水準となった。ドルは対円で2%安い1ドル=110円83銭。ドルはユーロに対し0.7%低下し1ユーロ=1.1159ドル。

安全逃避需要の高まりで米10年債の利回りが10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下したこともドル安を加速させた。ロンドン在勤のトレーダーは、ドルの下落は短期筋の動きによるもので、長期投資家はドルの下値を追うことにやや消極的だと指摘した。米利上げ期待とリスク志向の高まりがキャリートレードの追い風となる中でドルは先週、114円30銭近辺まで上値を伸ばしていたが、この日の円は11月9日以来の大幅高となる勢い。円はこのほか、カナダ・ドルやオーストラリア・ドルに対して特に上昇した。

ユーロはドルに対し続伸。一時は11月9月以来の高値となる1.1158ドルまで値上がりし、今週の上昇率を約2%に伸ばした。ユーロ圏の経済指標がこのところ改善されていることを踏まえ、欧州中央銀行(ECB)が早ければ6月にも金融政策の変更を示唆するとの観測がトレーダーの間で高まっていることが背景にある。市場では18日に予定されている数多くのECB当局者による講演が注目されそうだ。

一方、翌日物指数スワップに基づく6月の米利上げの確率は60%未満に急低下した。

バーナンキ前米連邦準備制度理事会(FRB)議長は17日、米経済は緩やかな成長が続くとの見通しを示した一方、失業率が「これ以上低くならない水準に近い」ことから、その成長ペースを加速させる余地は限定的だとの認識を示した。原題:Dollar Extends Drop as Post-Election Gains Erased Amid Turmoil(抜粋)原題:Bernanke Says Economy Nearing Capacity With Jobless Rate Low(抜粋)

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最終更新:5/18(木) 6:48
Bloomberg