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ムニューシン米財務長官、18日に初の議会証言-コミー氏問題影落とす

Bloomberg 5/18(木) 15:35配信

ムニューシン米財務長官は就任後初の議会証言を18日に予定しているが、トランプ政権で深刻化する政治的危機によって影が薄くなりそうだ。政治の混迷は税制・規制改革への気概を脅かしている。

米議会はトランプ大統領によるコミー連邦捜査局(FBI)長官解任とその余波を巡る話で一色になり始めている。トランプ大統領が側近とロシア政府との関係への捜査を終結させようと試みたとコミー氏が記したメモが16日に発覚した後は、特にその話題で持ちきりだ。民主党はトランプ大統領が司法妨害を企てたとして、弾劾されて当然の行為との見方を強めている。

ムニューシン長官の上院銀行委員会での証言は以前から予定され、長官自身はコミー氏を巡る騒動とも無関係だ。長官は事前に準備した証言原稿で、ウォール街の規制緩和や歴史的な税制改革の推進、通商協定の再考といった政権おなじみの目標に重点を置いた。しかし、当日直面する質問はかなり居心地の良くない話題に踏み込んだものとなる可能性が高く、特に民主党議員からの質問はそうした内容となりそうだ。

トランプ氏は1月にホワイトハウスでの夕食の席でコミー氏に忠誠を誓うよう求めたと報じられたが、政権側は否定。これを受けて民主党議員らはムニューシン長官に対し、大統領や国家への忠誠心の有無を問う可能性もある。ブラウン上院議員(民主、オハイオ州)は、ムニューシン長官に忠誠心について尋ねるかどうか明言を避けた上で、回答を準備させたくないと付け加えた。

原題:Mnuchin’s Senate Testimony Eclipsed by Trump’s Comey Saga (1)(抜粋)

Saleha Mohsin, Elizabeth Dexheimer

最終更新:5/18(木) 15:35

Bloomberg