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エミレーツ航空17年3月期、29年連続黒字 A380に新機内ラウンジ

Aviation Wire 5/19(金) 11:43配信

 エミレーツ航空(UAE/EK)などエミレーツ・グループは、2017年3月期通期連結決算で25億AEDディルハム(約6億7000万米ドル、約745億1900万円)の利益を計上した。前期(16年3月期)比で70%減となったものの、29年連続で黒字を達成した。

 売上高は2%増の947億AEDディルハム(258億米ドル)、現預金残高は19%減の191億AEDディルハム(52億米ドル)。同社によると、2種類の満期債券の償還と、機材関連資産への投資に起因するものだという。

 エミレーツ航空単体の売上高は、851億AEDディルハム(232億米ドル)。ドル高進行により、利益は過去最高となった前期と比べ82%減となる13億AEDディルハム(3億4000万米ドル)、利益率は1.5%だった。

 燃料費は6%増となる210億AEDディルハム(57億米ドル)で、総オペレーション・コストは8%増加。オペレーション・コストに占める燃料費の割合は、前期の26%に対し現在も25%と、最大の比率を占めているという。

 機材面では、エアバスA380型機19機とボーイング777-300ER型機16機の計35機を受領。27機を退役させた。これにより、3月末時時点での保有機数は259機となった。

 1年間で過去最大規模となる退役と新造機の受領により、平均機齢は従来の74カ月(6年2カ月)から大幅に下がり63カ月(5年3カ月)になった。エミレーツによると、業界平均は140カ月(11年8カ月)だという。

 7月からは、機内ラウンジに改良を加えたA380を投入。今後受領予定の777Xには、仏タレスの機内エンターテインメントシステム(IFE)を導入する。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:5/19(金) 11:43

Aviation Wire