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〔ロンドン外為〕円、111円台前半(18日)

時事通信 5/19(金) 1:00配信

 【ロンドン時事】18日のロンドン外国為替市場の円相場は、トランプ米政権をめぐる先行き不安を嫌気したドル売りを背景に1ドル=110円台前半まで上昇した後、良好な米経済指標を眺めて111円台前半に戻した。午後4時現在は111円05~15銭と、前日同時刻(111円25~35銭)比20銭の円高・ドル安。
 午前は、トランプ大統領陣営がロシア当局者らと18件の接触を行っていたとの報道が伝わり、一服気味だったドル売りが加速。円は111円近辺から110円24銭まで水準を切り上げた。午後に入ると、米失業保険統計や製造業景況指数が事前予想より良好だったことから、ドル売りの巻き戻しが急速に進んだ。
 トランプ氏をめぐる一連のロシア疑惑は司直の手に委ねられた。捜査は長い時間を要し、トランプ氏は爆弾を抱えての政権運営を強いられる。金融市場では不安がくすぶり続ける可能性もある。英ロンドン・キャピタル・グループのイペル・オズカルデスカヤ氏は「トランプ氏が弾劾されれば、過去半年の市場の高騰は深刻な反転リスクに直面し、一種のデフレ現象が起きる」と予想した。
 ユーロの対ドル相場は午後4時現在1ユーロ=1.1120~1130ドル(前日同時刻は1.1140~1150ドル)。対円では同123円55~65銭(124円05~15銭)。ポンドは続伸。英小売売上高が予想を大幅に上振れしたことが好感され、昨年9月末以来約7カ月半ぶりに1ポンド=1.3ドル台を付けた。高値は1.3048ドル。午後4時は1.2995~3005ドル(1.2970~2980ドル)。スイスフランは1ドル=0.9780~9790フラン(0.9785~9795フラン)。

最終更新:5/19(金) 2:28

時事通信