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村田、初明言!「倒して勝つ」 冷蔵庫に暗示の張り紙/BOX

サンケイスポーツ 5/19(金) 7:00配信

 ボクシングのトリプル世界戦(20日、有明コロシアム)の調印式と記者会見が18日、東京都内のホテルで行われた。WBA世界ミドル級2位の村田諒太(31)=帝拳=は、同級1位のアッサン・エンダム(33)=フランス=の目の前で「倒して勝つ」と初めて明言。ロンドン五輪での金メダル獲得の原動力となった“張り紙”によるポジティブな自己暗示で、悲願のベルトを手に入れる。

 国内で25年ぶりに行われるミドル級の世界戦。約150人の報道陣らが詰めかけた調印式の主役・村田は、“封印”してきた言葉を初めて公の席で口にした。

 「プレッシャーはある程度あるが、素晴らしい選手との試合へ向かうのが楽しみ。エンダムを倒して勝つことだけを考えている」

 「勝つ」「倒す」。4月3日の世界戦発表から村田は前向きな言葉を発しなかったが、大一番を目前に突然の変貌だ。「いいことだけを想像しないと、かなえることができない。最高の結果を想像して、それを勝ち取るだけ」。ポジティブ思考に徹する。

 2012年のロンドン五輪で金メダルを獲得した際の暗示も継続している。アマ時代、「五輪出場を目指す」と決めたときから夫人の佳子さん(35)が自宅の冷蔵庫に「金メダルを取りました。ありがとうございます」と書いた紙を張って、暗示をかけた。今は「チャンピオンになりました」と書き換えた。5年前の再現しか頭の中にはない。

 相手のエンダムはサングラス越しに村田をにらみつけ、「今回はアッサン・エンダムと戦うということを頭に入れておけ。試合までしっかりと準備してこい」と挑発。それでも村田は笑顔で受け流した。

 調印式を終えるとジムに移動してミット打ちなどで汗を流し、練習を打ち上げた。「尻込みしない。最高の舞台を楽しむだけ」。初の世界挑戦。自分への期待にあふれている。

最終更新:5/19(金) 8:33

サンケイスポーツ