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【香港】香港のTV販売、年40万台維持へ

5/19(金) 11:30配信

NNA

 香港のテレビ販売市場は安定を保っている。テレビ代理販売店の信興電器貿易によると、香港市場での直近数年のテレビ販売台数は年平均約40万台で、売上高は約22億HKドル(約313億7,600万円)を維持。販売台数、売上高ともに大幅な減少は見られず、業界では今後も安定した水準を維持するとみている。18日付香港経済日報が伝えた。
 中国本土の家電量販大手である蘇寧雲商集団(江蘇省南京市)の香港法人、香港蘇寧雲商によると、同社のテレビ販売は2013~15年に前年比で8%落ちたが、16年はインターネットに接続できるスマートテレビの引き合いが高まって、約7%増を記録した。今年の販売台数は5~7%増えるとみている。
 香港市場は今後、フルハイビジョン(HD)の約4倍の解像度を持つ「4K」が主流になる見通し。16年のテレビ販売に4K対応モデルが占める割合は、前年の1割から4割に拡大。今後は4Kに対応した番組の放送が増えるとみられ、市場シェアをさらに伸ばす可能性がある。一方、数年前に流行した3Dテレビは対応番組の少なさを受けて下火という。
 一方、テレビの取り扱い自体を中止する業者も増えているとされる。
 九龍・尖沙咀の商業施設「ハーバーシティー(海港城)」に入居する音響・映像機器専門店の捷徳影音は、1年半前にテレビの取り扱いを中止した。販売員によると、同店では1週間の販売台数が1台に激減。スマートフォンやパソコンを使ったテレビ視聴が増えていることや、本土の旅行者向けに特化した店づくりを進めたことを不振要因に挙げた。

最終更新:5/19(金) 11:30
NNA

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