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「あずきバー」専用かき氷器を発売へ 刃はダイヤ?担当者に聞く 「ガリガリ君のノウハウが生かせずに…」

5/22(月) 11:00配信

withnews

 その固さがたびたび話題となる『あずきバー』。そんな有名アイスをふわふわのかき氷にすることができる商品を発売すると、タカラトミーアーツが本日発表しました。ネット上で「ダイヤモンドの刃でも使われているのか」「アイデンティティーの消失」と話題になっていたこの商品について、担当者に開発の経緯を聞きました。

【画像】実際に削ってみた際の連続写真と、使い方はこちら。担当した和田香織さんが全6種の試作品を紹介

あずきバーとは

 井村屋グループを代表する商品ともいえる『あずきバー』が生まれたのは1972年。

 「あんの消費が落ち込む夏場に、あえてあんのお菓子を食べてもらう」というコンセプトで誕生し、2013年には「あずきバー」として商標登録も認められました。

 2015年の夏には、刃物で知られる岐阜県関市のふるさと納税の返礼品に選定されました。あずきバーと日本刀に共通する「かたさ」が取り持った縁で、ツイッター上での交流がきっかけでした。

 昨年6月には、「持っていたあずきバーで万引きの容疑者を撃退した」という内容の真偽不明なツイートが話題になるなど、「あずきバー=固い」といったイメージがすっかり定着しています。

かき氷にしたらどうなるんだろう

 そんな固いイメージのあるあずきバーを、あえてかき氷にする商品を企画したきっかけとは? タカラトミーアーツのライフ企画課専門課長・和田香織さんは、こう話します。

 「ネットニュースなどで、しょっちゅう固い固いと言われているのを目にしていたので、素直に『かき氷にしたらどうなるんだろう』という思いで、井村屋さんに相談しました」

 井村屋の担当者の反応はとても好意的でしたが、「本当に削れるのであれば、ぜひ」といった趣旨の言葉を聞いて、「よし、絶対作ってやる」と意を決したそうです。

 実は、過去に和田さんのチームが手がけた商品に「おかしなカキ氷 ガリガリ君」というものがあります。人気アイス「ガリガリ君」をふわふわのかき氷にするという商品で、このノウハウを生かせば可能だという思いがありました。

 「でも、やってみたらぜんぜんダメでした。ガリガリ君の時に採用した大根おろしのような刃と筒状の容器では、うまく削れなかったんです」

 結局、まったく違う仕組みで設計することになりました。

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最終更新:5/22(月) 11:00
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