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〔米株式〕NYダウ、3日ぶり反発=堅調な米経済指標で買い戻し(18日)☆差替

時事通信 5/19(金) 6:30配信

 【ニューヨーク時事】18日のニューヨーク株式相場は、堅調な米経済指標を背景に前日の急落から買い戻しの動きが広がり、3日ぶりに反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比56.09ドル高の20663.02ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同43.89ポイント高の6055.13で終わった。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2695万株増の10億1761万株。
 前日の米株相場は、トランプ大統領の陣営とロシア政府が共謀して昨年11月の米大統領選に干渉したという「ロシアゲート」疑惑の高まりなどで、政治的混乱への懸念からダウは370ドル超も下落。大統領選後で最大の下げ幅を記録した。米司法省が疑惑の捜査を指揮する特別検察官にモラー元連邦捜査局(FBI)長官を任命し、大統領を取り巻く状況は厳しさを増しているが、18日の相場は前日に売り込まれた金融株を中心に安値拾いの買いが入り、ダウは午前中にプラス圏に浮上した。
 18日朝に発表された米経済指標が堅調だったことも、買い戻しの動きを促した。最新週の新規失業保険申請件数が市場予想以上に改善したほか、フィラデルフィア連銀の地区製造業景況指数も低下予想に反して上昇。ダウは午後に入ると上げ幅を拡大し、一時150ドル超上昇した。
 トランプ大統領の弾劾を求める動きすら出始める政治的混乱を受け、政権が目指す大型減税や大規模なインフラ投資への期待感は大きく剥落している。それでも米経済の基調は底堅く、発表を終えた2017年1~3月期の米企業業績も良好だったため、「今後も下値は限定的」(準大手証券)との強気の見方が出ている。
 個別銘柄(暫定値)では、バンク・オブ・アメリカが0.8%高、モルガン・スタンレーが0.8%高、ウェルズ・ファーゴが0.3%高。アップルが1.5%高、ファイスブックが1.9%高。一方、シスコシステムズが7.2%安、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が1.0%安だった。

最終更新:5/19(金) 13:27

時事通信