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〔NY外為〕円下落、111円台半ば(18日)

時事通信 5/19(金) 7:00配信

 【ニューヨーク時事】18日のニューヨーク外国為替市場では、良好な米経済指標を手掛かりに円売り・ドル買いが進み、円相場は1ドル=111円台半ばに下落した。午後5時現在は111円44~54銭と、前日同時刻(110円74~84銭)比70銭の円安・ドル高。
 ブラジルのテメル大統領が、汚職事件の捜査妨害を容認していたとの報などが伝わり、海外時間にドルは対円で売り込まれた。円相場が1ドル=110円台前半まで上昇する中、ニューヨーク市場に入ってから発表された最新週の新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀による5月の製造業景況指数がともに市場予想よりも良好な内容となった。これを手掛かりにドルが買い戻され、円は一時、111円台後半まで下落した。前日から急速に円高が進んだため、持ち高調整の円売り・ドル買いも出やすい地合いだった。
 ただ、トランプ米大統領には、機密情報漏えいや連邦捜査局(FBI)に対する捜査妨害など、不適切なロシア絡みの疑惑が複数浮上しており、政治の先行き不透明感からドル買いの勢いは続かなかった。市場関係者からは「相場は円高トレンドに入ったようだ。しばらくは米大統領のスキャンダルに関する話題に左右されるだろう」(邦銀筋)との声が聞かれた。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1097~1107ドル(前日午後5時は1.1154~1164ドル)、対円では同123円74~84銭(同123円62~72銭)。

最終更新:5/19(金) 9:27

時事通信