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ゴーン氏「成長伴う改革を」 日産傘下入り初、三菱自の国内拠点を視察

SankeiBiz 5/20(土) 8:15配信

 三菱自動車のカルロス・ゴーン会長は19日、愛知県岡崎市の岡崎製作所と研究開発拠点の技術センターを視察した。昨年10月に三菱自を傘下に収めた日産自動車の会長も務めるゴーン氏が、三菱自の国内拠点を訪問するのは初めてとなる。

 ゴーン氏は、昨年4月に発覚した燃費データ不正問題を引き起こした開発部門から、現在取り組む改革の進捗(しんちょく)状況の説明などを受けた。これに対しゴーン氏は「改革のための改革ではなく、利益や台数の成長という目的が伴わなければならない」と呼び掛けた。

 ゴーン氏は、今秋にインドネシアで生産を始める新型ミニバン「MPV」や、燃費測定データの自動処理機能を搭載した車両にも試乗。特に東南アジア市場開拓の戦略車になるMPVは「運転のしやすさやエンジンを含め競争力が高い」と語った。

 一方、三菱自は19日、技術センターについて、中核となるオフィスビルや各種試験棟の建て替え工事に着手したと発表。投資額は約330億円で、2020年初めまでの完成を予定する。最新のオフィスや、極寒地・酷暑地を再現できる設備導入で研究開発力の強化につなげる狙い。

最終更新:5/20(土) 8:15

SankeiBiz