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万願寺甘とう、丹後とり貝…京都府北部の味覚、いよいよ食卓に

京都新聞 5/19(金) 11:14配信

 京都府の舞鶴、綾部、福知山市で生産される「万願寺甘とう」と府北部の初夏の味覚「丹後とり貝」の出荷が18日までに始まった。ともに京のブランド産品に認定されており、品質はどちらも上々という。
■品質は上々
 万願寺甘とうは舞鶴発祥と伝えられており、現在は3市の422人が生産する。昨年は過去最高の560トンを出荷した。JA京都にのくに万願寺甘とう部会協議会は今年600トン、販売額3億6千万円以上を目指す。
 初出荷の17日、舞鶴市下福井のJA京都にのくに舞鶴選果場で箱や袋に詰められ、出発式が行われた。今年の大雪で栽培するハウス56棟が倒壊したが、品質は良いという。
 式で添田潤・部会協議会長は「若い生産者が増えており、アイデアを取り入れながら生産者同士技術を高め合い、販売力のある部会にしていきたい」とあいさつした。
■大きく肉厚
 丹後とり貝は、舞鶴湾や栗田湾など府内4カ所で養殖され、2009年に地域団体商標に登録された。今年は昨年より2万個少ない約18万個を出荷する予定。6月末ごろまで味わえる。
 初日の18日は、舞鶴湾で育てられた8800個が舞鶴市下安久の府漁業協同組合舞鶴地方卸売市場で競りに掛けられ、府内外に出荷された。道の駅「舞鶴港とれとれセンター」(同市下福井)の鮮魚店「魚たつ」では午前11時ごろから売り出され、観光客らが買い求めた。
 同店の藤元達雄会長(69)は「1カ月ほど遅い出荷になったがしっかり育っている。大きく肉厚な食感を刺し身で味わってほしい」と話していた。

最終更新:5/19(金) 11:14

京都新聞