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アサド政権派を空爆=反体制派防衛と強調―有志連合

時事通信 5/19(金) 7:38配信

 【ワシントン時事】米軍主導の有志連合は18日、シリア南部タンフ近郊で同日、アサド政権派の部隊を空爆したことを明らかにした。

 米軍や反体制派の拠点に向けた進軍をやめなかったために攻撃したという。有志連合はシリアで過激派組織「イスラム国」(IS)を攻撃対象としており、アサド政権や支持勢力への攻撃は極めてまれ。

 タンフは対イラク、ヨルダン国境地帯に位置する。有志連合がIS掃討戦に加わる反体制派の訓練を行っているが、周辺地域ではイランの支援を受けたアサド政権派民兵が活動し、緊張が続いていた。

 ロイター通信によると、マティス米国防長官は「シリア内戦で米国の役割を拡大するつもりはないが、われわれの防衛は行う」と強調。今回の攻撃は、米軍や反体制派を守るのが目的で、アサド政権への直接攻撃は意図していないとみられる。

 有志連合は声明で「アサド派の進軍を止めるために(アサド政権の後ろ盾)ロシアが説得したが失敗したため行動を起こした」と主張。事前に警告射撃も行ったとしている。CNNテレビによると、空爆で破壊したのは戦車1台とブルドーザー1台だった。 

最終更新:5/19(金) 9:44

時事通信