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安倍・藁科川流域、ハザードマップ改定 最大級の雨想定 静岡

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/19(金) 8:25配信

 静岡市はこのほど、安倍川水系の安倍川と藁科川流域の洪水・土砂災害ハザードマップを4年ぶりに改定した。これまで「150年に一度の雨」としていた想定を「千年に一度の雨」に引き上げ、浸水想定区域を約1・3倍に拡大した。

 2015年の水防法改正を受け、安倍川水系を管理する国は16年5月、「想定し得る最大規模の降雨」(千年に一度の雨)を前提とした新たな浸水想定区域や浸水深、浸水継続時間を設定した。これを受け、市はハザードマップの改定に着手。国の想定に基づき、最大浸水深を「5メートル以上10メートル未満」「3メートル以上5メートル未満」など色別に分類し、地図上に落とし込んだ。

 また、早期に避難が必要な区域を新たに提示した。これも国の指定に伴う追加で、堤防の決壊で生じた氾濫流などによる家屋の流出、倒壊の恐れがある区域を明示した。避難所、地区支部拠点、要配慮者施設などは従来通り掲載した。

 市によると、直近で安倍川が氾濫したのは1914年で、死者・行方不明者4人、負傷者78人、全半壊375戸の被害があった。

 マップを作成した市危機管理総室の担当者は「自分たちが暮らす地域の危険性を把握してほしい」と話した。

 マップは5月下旬から葵、駿河両区の全世帯に配布する。5月末からはインターネットでも公開する。

静岡新聞社

最終更新:5/19(金) 8:25

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS