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【取材日記】ガムテープに「発がん」枕木、安全は二の次の韓国鉄道公社(2)

中央日報日本語版 5/19(金) 9:54配信

KORAILは昨年5月に洪淳晩(ホン・スンマン)社長が就任してから、新しい事業に次々と着手している。2階建てKTX列車を開発中で、全長1.2キロにもなる80両編成の列車も試験運行に入っている。舎堂(サダン)駅と京畿道(キョンギド)光明(クァンミョン)駅を行き来するKTXシャトルバスも導入した。この他、ことし光明駅空港ターミナルもオープンする予定だ。

新しい事業を急いで進めているからだろうか。今回の「廃枕木プラットフォーム」「ガムテープ漏電遮断機」のような安全不感症事例が相次いでいる。洪社長も就任初期には安全を強調していた。洪社長は就任式で「繰り返される列車事故や障害で、KORAILの安全が国民の期待に至っていない」「社長直属で安全管理組織を運営するなど、安全を最優先課題に置いて経営していく」と明らかにした。ところがそれから1年が過ぎた今、安全は新しい事業によって二の次になっているようだ。

列車は一度に数百人を乗せる公共交通手段だ。安全不感症によって事故が起きれば、一歩間違えると大型の人命事故に発展する可能性もある。洪社長は今からでも自身の就任の挨拶を改めて取り出し、読み直していただきたい。

ハム・ジョンソン/社会1部記者

最終更新:5/19(金) 9:54

中央日報日本語版