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ドル反発、米指標堅調で6月利上げの可能性に再注目=NY市場

ロイター 5/19(金) 6:37配信

[ニューヨーク 18日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが反発。堅調な米経済指標が発表されたため、トランプ政権の先行きに関心を奪われていた市場が、米連邦準備理事会(FRB)による6月利上げの可能性に再び注目した。

比較的安全な通貨とされる円とスイスフランはともに対ドルで売られ、終盤のドル/円<JPY=>は0.65%高、ドル/スイスフラン<CHF=>は0.15%高となった。ユーロ/ドル<EUR=>は直近が0.55%安の1.1095ドル。

米国の失業保険受給者総数は約28年半ぶりの低水準となったほか、フィラデルフィア地区連銀の5月業況指数が予想を大幅に上回った。

ウェスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズのシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏は「米経済(の動き)はワシントンの政界から流れてくる悪いニュースから目をそらせる材料を提供している。失業保険統計とフィラデルフィア地区連銀の業況指数は、(第2・四半期の)成長が加速し、FRBが来月に利上げするとの見方を裏付けるものだ」と指摘した。

最近はいくつかさえない指標が続いた上に、トランプ大統領の連邦捜査局(FBI)長官解任に関連して政権とロシアの結託疑惑が報じられた影響で、6月の利上げ観測はやや後退していた。しかしマニンボ氏は、この日のデータで投資家の6月利上げ期待がまた強まるのではないかと予想した。

ドルは、午後になって米国債利回り上昇と米株高が進んだことも支援材料になった。

ポンド/ドル<GBP=>は終盤が0.25%安の1.2931ドルと過去8カ月近くで初めて1.30ドルの節目を割り込んだ。

ドル/円 NY終値 111.47/111.52

始値 110.33

高値 111.71

安値 110.35

ユーロ/ドル NY終値 1.1101/1.1105

始値 1.1134

高値 1.1140

安値 1.1076

(表はロイターデータに基づいています)

最終更新:5/20(土) 11:48

ロイター