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若虎活躍の一方…阪神12年ぶりVは“12億円カルテット”次第

日刊ゲンダイDIGITAL 5/19(金) 12:00配信

 阪神の連勝が4で止まった。

 6勝目を目指した先発メッセンジャー(35)は、8回7安打2失点の好投も、打線は1点しか取れず今季初黒星を喫した。この日は糸井(35)、鳥谷(35)がヒットなし。スタメンを外れた福留(40)は最終回に代打で登場したが中飛に倒れた。

 阪神の打撃成績を見ると、打率トップ3(140打席以上)は、鳥谷、糸井、福留。打点の上位3人も糸井、福留、鳥谷が占め、本塁打は糸井、福留、中谷が最多タイの5本で並ぶ。

 エースのメッセはハーラートップタイの5勝を挙げ、今季も安定感は抜群だが、この4人はそもそも働いて当たり前の選手たちだ。何しろもらっている給料の額が若手とは違う。鳥谷4億円、メッセ3.5億円、糸井2.8億円、福留2.3億円。球団はこの4人だけで12.6億円も払っているのだ。

 一方、金本監督が目をかける中谷、高山、北條、原口の年俸合計は9600万円。最も高額な高山でも4400万円でしかない。

 前日までの4連勝がスタートしたのは、12日のDeNA戦から。その試合はメッセが7回1失点に抑え、打線は鳥谷の適時二塁打で先制し、八回には福留と鳥谷のソロ弾でリードを広げた。糸井も16日の試合でダメ押しの2ランを放ち、秋山の完投勝利を助けた。

 中日に競り負けて5連勝に届かなかったのは、高給取り3人のバットから快音が聞かれなかったからだ。つまり阪神の優勝は、「12億円カルテット」の活躍にかかっているといっても過言ではない。40歳の福留を休養を与えながら使っているのも、厳しい夏場にも頼りにしているからに他ならない。4人のうち誰か1人でもコケたら、2005年以来の優勝は厳しくなるということだ。

最終更新:5/19(金) 12:00

日刊ゲンダイDIGITAL

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