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京都市の待機児童、4年連続ゼロ 「潜在」なお469人

京都新聞 5/19(金) 13:30配信

 認可保育所などに入所を希望しても入れない「待機児童」の4月1日時点の人数について、京都市は19日、国基準で4年連続ゼロになったと発表した。
 市によると、4月1日からの利用を申し込んだのは前年から620人増の3万1647人。市は民間保育所の新設や増改築を促す予算を増額し、園児の受け入れ枠を前年より972人分広げた。
 4月から保育所を利用しているのは前年から657人増の3万1101人。就学前の子どもに占める割合は48・0%(前年比1・5ポイント増)に達し、いずれも過去最多になった。
 一方、希望する施設に入れず、利用をあきらめるといった「潜在的な待機児童」は、前年から44人減ったものの、469人いた。こうしたことから待機児童の定義については、「実態を反映していない」との批判がある。
 国は2017年度から待機児童の定義を見直し、保護者が復職を希望しても保育所が見つからず、育児休業を延長した場合も集計対象に加えるよう自治体に求め、京都市もこれに基づき算出した。
 保育所の新・増設に伴い、保育士の確保が課題となっており、19日の市議会代表質問の答弁で門川大作市長は「保育士が誇りを持ち、専門性を高めていける取り組みを進める」と述べた。

最終更新:5/19(金) 13:30

京都新聞