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見せ場なく錦織3回戦敗退 全仏に不安残すストレート負け

日刊ゲンダイDIGITAL 5/19(金) 12:00配信

 難敵相手に見せ場はほとんどつくれなかった。

 テニスのイタリア国際(ローマ)は18日(日本時間19日未明)、男子シングルス戦を行い、世界ランキング9位で第7シードの錦織圭(27)は、同34位のフアンマルティン・デルポトロ(28=アルゼンチン)と対戦。6-7、3-6のストレートで敗れ、3回戦で姿を消した。

 前回のマドリード・オープンで痛めた右手首の状態は、やはり万全ではないのだろう。2009年全米オープン王者に圧倒されっぱなしだった。

 第1セットは第1サーブが決まらず、先にブレークを許す苦しい展開。ストローク戦で持ち前の粘りを発揮してタイブレークに持ち込んだが、相手の強烈なフォアハンドに翻弄されて第1セットを落とす。

 第2セットはネットプレーを仕掛けるなど、攻撃のリズムを変えて主導権を握りかけたが、サーブ、ショットで上回る相手に逆にはね返された。このセットも相手に先をブレークされ、結局、流れを引き寄せられないままゲームセット。3年連続での準々決勝進出を逃した。

 この日の錦織はサーブを中心にプレーのすべてに精彩を欠き、厳しい表情を見せるなど、終始、自身への苛立ちを隠さなかった。

 今後は28日開幕の4大大会の全仏オープンに出場する。満身創痍の錦織は苦戦を強いられそうだ。

▼錦織の話「ショットが全般的に浅かった。要所で足りないところがあった。思うようにいかなかった」

最終更新:5/19(金) 12:00

日刊ゲンダイDIGITAL