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米連邦地裁、フェイスブックがテロ組織支援との訴え退ける

ロイター 5/19(金) 9:57配信

[ニューヨ-ク 18日 ロイター] - 米ニューヨ-ク州ブルックリンの連邦地裁判事は18日、テロ組織が目的追求のためにソーシャルメディアサイトを利用することを認め、結果的にこうした組織を支援しているとして米フェイスブック<FB.O>を相手に起こした2件の訴訟で、いずれも原告側の訴えを退けた。

判事はイスラム原理主義組織ハマスの攻撃で被害を受けた米国人の家族らが総額30億ドルの損害賠償を求めた訴訟について、インターネット上のコンテンツを規制する法律「Communications Decency Act」により、フェイスブックは第3者が有害なコンテンツを投稿した場合や、投稿後にフェイスブックがコンテンツを削除しなかった場合に、責任を問われないと指摘した。

また、将来の攻撃によって被害を受ける可能性があるとして約2万人のイスラエル人が起こした訴訟については、「実際に生じた、あるいは差し迫った」被害を証明できないため、フェイスブックにサイトの修正を求める法的権限はないとして退けた。

フェイスブックやツイッター<TWTR.N>などソーシャルメディア運営企業に対し、ユーザーが投稿するコンテンツの管理責任を負わせることを目指す取り組みにとっては一歩後退となる。

原告側の弁護士は上訴する考えを示した。

最終更新:5/19(金) 9:57

ロイター