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<特定秘密>44件増487件、解除は5件 16年指定状況

毎日新聞 5/19(金) 10:43配信

 政府は19日午前の閣議で、2016年の特定秘密の指定状況に関する国会報告を決定した。同年末時点の指定件数は前年より44件多い487件。特定秘密が記録された文書の保有件数は32万6183件と5万4163件増えた。いずれも2年連続の増加。

 16年の新たな指定は49件。分野別では防衛関連が最多の23件で、次いで外交関連が13件だった。特定秘密が記録された文書の保有件数は、外務省9万9089件▽防衛省8万8004件▽内閣官房8万3471件▽警察庁2万5334件▽公安調査庁1万4087件--などの順だった。

 特定秘密の指定解除は5件。内訳は、外務省の国際テロ関連情報、防衛省の防衛技術などに関する情報がそれぞれ2件、警察庁の情報源の人物に関する情報が1件だった。特定秘密に該当する情報を入手する可能性があったため事前指定したが、結果的に情報が得られなかった。

 身辺調査に基づく「適性評価」によって特定秘密の取り扱いを許可された職員は11万2331人(昨年末時点)で、前年より1万6131人増えた。不許可の職員はいなかった。調査を拒否した職員は11人。内閣情報調査室は「本人の特定につながる」として所属機関を公表していない。【遠藤修平】

最終更新:5/19(金) 10:43

毎日新聞