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<福岡3.8億円強奪>逃走車を押収 別の車に乗り換えか

毎日新聞 5/19(金) 10:48配信

 福岡市中央区天神1の駐車場で東京都足立区の会社員男性が男らに現金3億8400万円を奪われた事件で、男らが逃走に使った白いワンボックスカーとみられる車が福岡県内で乗り捨てられていたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。県警が発見して押収しており、車内に男らの特定につながる遺留物がないかなどを慎重に調べている。

 捜査関係者によると、ワンボックスカーは2003~05年に販売されたホンダのステップワゴンで、事件前後に事件現場周辺の複数の防犯カメラに映ったものと特徴が一致している。スクラップされたりはしていないが、ナンバープレートは取り外されており、車内には証拠隠滅された跡があった。県警は男らは別の車に乗り換えるなどしてその場から立ち去ったとみている。

 逃走したワンボックスカーには、事件直前に福岡市博多区のマンション駐車場に止められた車から盗まれたナンバープレートが付けられていたことが判明している。県警は男らが警察の追跡をかわすため、逃走中にさらに別のナンバーに付け替えていた可能性もあるとみて調べている。

 事件は4月20日午後0時25分ごろ発生。東京都内の貴金属店に勤務する会社員男性が、金塊取引のために銀行で現金3億8400万円を引き出し、近くの駐車場で車に現金を積み込もうとしたところ、男らに催涙スプレーのようなものを顔にかけられ、現金が入ったスーツケースごと奪われた。男らは3人組で現金をワンボックスカーに積み込むと南東方向に逃走していた。【宮崎隆】

最終更新:5/19(金) 10:51

毎日新聞