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空きマンション、シェアの場設け再生 八清

京都新聞 5/19(金) 23:00配信

 住宅販売の八清(京都市下京区)は、共用キッチンや交流スペースを設けた「コレクティブハウス」型のワンルームマンションを上京区に整備した。入居者同士で交流する住宅のニーズが若者の間で高まっているため、空きマンションの再生事業として本格展開することにした。
 コレクティブハウスは、居住者がそれぞれの個人部屋を借りたうえで、建物内の共有スペースで交流しながら暮らす。同社は、鉄骨3階建てマンションの1階の2部屋をシェアルーム(約30平方メートル)に改装。キッチンを整え、ソファやテレビも設置した。居住者は手の込んだ料理を作るときやパーティーなどで自由に利用できる。
 同社は居住者が住居全体を共有するシェアハウスを6棟運営しているが、入居に関心を持つ人でも「寝起きの素顔は見られたくない」など、心理的なハードルを感じる場合が多いという。そこで、シェアハウスと一般物件の中間ともいえるコレクティブハウスを展開することにした。
 国の住宅・土地統計調査によると、京都市内の共同住宅の空き家は2013年度で5万3700戸と10年前から約7千戸も増えた。同社は「コミュニティーを求める若者は多い。今後も良い物件があればコレクティブハウスとして違いを打ち出し、空き家対策にもつなげたい」としている。
 20日午後1~4時まで一般見学会を開き、入居者も募集する。問い合わせは同社TEL075(341)6321。

最終更新:5/19(金) 23:22

京都新聞