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<希少な外食>情報サービス開始…アレルギー対応や介護食

毎日新聞 5/19(金) 11:39配信

 食物アレルギーがある人や介護食が必要な高齢者、乳幼児を持つ親など、外出先での食事に不安を抱える人のために「希少な外食」に対応する店舗情報を共有するサービスが23日にスタートする。外出をためらう人を支援する取り組みだ。【渡辺精一】

 特定非営利活動法人Check(東京都)が運営するサービス「レアめし~チェック・ア・フード」(www.raremeshi.com/)。「誰もが外食できる情報の共有」をテーマに個人のクチコミや飲食店からの情報を登録・更新し、全国データベースをつくる。食物アレルギー対応▽ベジタリアン▽離乳食▽きざみ食など介護食▽糖尿病配慮▽店内バリアフリー▽介助犬対応▽キッズスペース設備--などの情報を集める。1月にβ版としてスタートし、食物アレルギー対応に取り組む団体とも提携。すでに全国約4000件の情報を公開する。会員登録などは不要で、パソコンやスマートフォンから検索できる。

 大学や企業とも連携し、学生や社員がボランティアとして地域の「レアめし」を探す活動も進める。2月には奈良教育大の学生らが参加し、奈良市の奈良公園周辺の飲食店を調査した。

 Checkは誰もが気兼ねなく外出を楽しめる「ユニバーサルツーリズム」を活性化させることを掲げ、2007年6月から多機能トイレ情報共有サービス「チェック・ア・トイレット」を運営している。車いすやおむつ替えなどに利用できる多機能トイレは増えているものの、場所が分かりにくいことから、自治体や事業者の協力や個人のクチコミで、現在全国6万7000カ所の情報を集めるまでに成長。グーグルマップやカーナビなどにもデータを提供している。

 金子健二・代表理事は「事情があって外出を不安に思う人でも、行き先の(1)トイレ(2)食事(3)移動手段(4)バリアフリー--の情報があらかじめ分かっていれば安心して外出できる。求められている情報を共有していきたい」と話す。

最終更新:5/19(金) 11:39

毎日新聞