ここから本文です

中国とASEAN、南シナ海の行動規範で枠組み合意 外相協議へ

ロイター 5/19(金) 11:17配信

[北京 18日 ロイター] - 中国外務省は、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国が南シナ海の行動規範の枠組みで合意したと発表した。

南シナ海の領有権争いの平和的解決に向けた行動規範を巡っては、規範の策定方針が決まった後、15年にわたり議論が続いていた。

中国とASEAN加盟国の政府代表者は18日、中国・貴陽で会合を開き、南シナ海における行動規範の枠組みで合意した。

中国外務省は、会合では率直かつ踏み込んだ意見交換がなされ、成果が得られたと説明。「(全ての参加国が)紛争を管理し、海上での実務協力を深め、規範に関する協議を促し、南シナ海の平和と安定の共同で維持するための規範の枠組みを支持した」と明らかにした。

具体的な合意内容は明らかにしていない。

シンガポール外務省の事務次官は、今回まとまった「草案」は8月にフィリピンで開かれる中国・ASEAN外相会議に提出されると述べた。

中国国営テレビによると、中国の劉振民・外務次官は「行動規範に関する協議では、いかなる外部からの干渉も受けないことを望む」と述べ、米国をけん制した。

米国務省は、ASEANと中国が「行動規範の文言ではなく、文書がどのようなものになるかという枠組みで合意した」と理解していると表明。報道官は「文言を見ていないのでコメントする立場にない」とした。

最終更新:5/19(金) 11:17

ロイター