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巨人ついに貯金ゼロ FAトリオはいつ揃う?

5/19(金) 16:50配信

東スポWeb

 巨人は18日、ヤクルトに0―1で2試合連続の零封負けを喫し、ついに貯金が消滅した。先発の宮国が7回1失点の好投も、打線が9安打を放ちながら、拙攻の連続で得点を奪えなかった。一方、二軍では山口俊投手(29)がイースタン・ヤクルト戦で実戦初先発。球団上層部も巻き返しの原動力と期待するFAトリオの揃い踏みは、いつ実現するのか――。

 投打がかみ合わない。宮国は3回に先制こそ許したが、7回まで投げ切り、3安打1失点では責められない。打線は9安打を放ちながら、またも無得点。由伸監督は「投手はよく最少失点でつないで投げてくれた」と評価した一方、打線に矛先を向け「点が取れなかったのが全て」と厳しい表情で振り返った。

 観戦に訪れた老川オーナーの顔もいつになく渋い。本拠地で屈辱の2試合連続零封負けに「9本もヒットを打って、1点も取れないというのは…。今日から反撃できると期待していたが、結果は完封負け。まことに情けない」とバッサリだ。

 同オーナーは、試合前に指揮官から現状報告を受けたことを明かし「今は投手陣、野手陣、それぞれにけが人もあったり、万全でない。ちょっと苦しい状況であるのは間違いない。なんとか上位1、2位のチームにこれ以上引き離されないよう、反撃の機会を狙おう」と激励したという。その上で「故障している人たちがもうじき帰ってくれば、また局面が変わってくるだろう」と巻き返しに期待した。

 では“故障している人たち”は、いつ一軍に顔を揃えるのか。その一人である山口俊が、この日ようやく二軍戦で初先発を果たした。2回35球で1安打無失点。直球は最速149キロをマークした。右腕は「怖さもなく、打者と勝負できたことは一歩前進。一日でも早く、一軍の戦力として働かないと。一日一日、スピードを上げてやっていきたい」と意気込みを語ったが、一軍合流はもうしばらく時間を要しそうだ。

 斎藤二軍監督は「思ったより良かった」と評価したが、一軍昇格のメドについては「それは段階的にでしょう」とした。今後は投球回数などを増やしながら、数度の実戦登板をこなし、交流戦中の復帰をにらんでいる。

 一方、同じくFA入団組の陽岱鋼は、現在も三軍調整中。キャンプ中に痛めた右太ももの故障は完治したが、その後に左ふくらはぎ筋膜炎を発症した。この日は二軍の全体練習に参加するなど状態は上向きだが、川相三軍監督は「打撃は問題ないが、あとは走る方。彼の場合は走攻守を求められているので」と慎重に復帰のタイミングを見極めている。

 FA組の一軍合流時期は、球団トップでなくとも気になるところだが、ひとつのメドとささやかれているのが、東京ドームで行われる6月13日のソフトバンク戦。「陽の“プレーヤーズ・デー”に設定されていて、台湾から多くのファンやゲストを招く予定もある。2人とも、なんとかそこまでに間に合ってもらえれば」(フロント)というが…。

 首位阪神との5・5差は変わらずだが、広島とは4差に拡大。次カードで対戦する4位・DeNAにも1・5差に肉薄されている。森福を含めたFAトリオが顔を揃えるまで、チームは上位争いに踏みとどまれるか。

最終更新:5/19(金) 18:15
東スポWeb

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