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ドルは111円前半で上値重い、ロシア疑惑への警戒拭えず

ロイター 5/19(金) 12:25配信

[東京 19日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル安/円高の111.17/19円だった。米大統領選へのロシアの介入疑惑などを巡る過度なリスク回避はいったん落ち着いたが、警戒感はくすぶっており、ドル/円には上値の重さがつきまとった。

朝方のドル/円は111円半ばを推移していたが、じりじりと水準を切り下げた。実質的な五・十日に当たり、仲値公示にかけては国内輸入企業のドル買いが支えとなったもようだが、仲値通過後には売りが優勢となった。

日経平均株価がマイナス圏に沈む中で、ドル/円は一時111.11円に下押しした。目立つイベント予定がない上、週末でもあり、調整主体の相場が見込まれる。

前日の海外時間には、市場心理に持ち直しが見られドルが反発した。このところ市場ではトランプ政権の先行きに関心が集まっていたが、堅調な米経済指標が発表され、米連邦準備理事会(FRB)による6月利上げの可能性にも再び視線が向けられた。

また、コミ―前連邦捜査局(FBI)長官が、捜査への圧力を否定したとされる過去の議会証言映像が、ドル/円の反発を促したとして話題になった。ただ、過去の映像であり、趣旨が不明瞭だとして、ドル売りポジション巻き戻しの口実になったにすぎないとの受け止めも聞かれた。

最終更新:5/19(金) 16:17

ロイター