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阪神期待の和製大砲・大山、新打撃フォーム完成間近

デイリースポーツ 5/19(金) 14:00配信

 5月14日のウエスタン・ソフトバンク戦(上富田)。阪神のドラフト1位・大山悠輔内野手(22)=白?大=が待望の公式戦初本塁打を放った。3月16日に2軍落ちしてから約2カ月。肉体強化と並行して掛布2軍監督と取り組む「レベルスイング打法」が完成に近づきつつある。

【写真】まさか…大山 手応え十分の本塁打が幻に

 アッパースイングでもダウンスイングでもない。レベルスイングこそが、今の大山に求められているものだ。その利点として「バットが波打つのを防ぐ」と掛布2軍監督は説明する。

 ポイントは「体をレベルに回すこと」。両肩を地面と平行に回転させることができれば、おのずとバットの軌道もレベルになる。掛布2軍監督から大山への指導内容は「体をレベルに回せ」、「フォロースルーで伸び上がるな」この2点に尽きるという。

 体をレベルに回すことの意識が大山の打撃フォームに変化をもたらしている。ひとつが構えた時のグリップの位置。若干ではあるが低くなり、今まで以上にゆったりとした構えになっている。

 もうひとつがテイクバック時に背番号が見えなくなったこと。以前はひねりの反動を利用して打球を飛ばす形をとっていたが、現在はシンプルな体重移動を行うことができている。

 それらの変化を大山自身は「わからない」という。意識することは体をレベルに回すことだけ。その意識を強く持つことで、自然と無駄の少ない打撃フォームが身についてきている。

 掛布2軍監督は常にドラ1ルーキーの吸収力を評価してきた。指導されたことを、早い段階で自分のものにできる能力は大きな強みだろう。大山は「教わったことを自分でしっかり理解してやっていきたい」と将の教えを練習で徹底し、試合に臨んでいる。

 同ソフトバンク戦では一発を含む3安打4打点と結果を残した背番号3。第3打席では低めの変化球を左手一本で拾い、左翼線へ持っていった。「もともとうまさはある選手」と今岡2軍打撃兼野手総合コーチ。テクニックは残しつつ、長距離打者として大きく育てる-。和製大砲候補が、確かな成長を見せている。(デイリースポーツ・山本航己)

最終更新:5/19(金) 16:37

デイリースポーツ

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