ここから本文です

<尖閣周辺>ドローンで初の緊急発進 空自4機

毎日新聞 5/19(金) 19:48配信

 稲田朋美防衛相は19日の記者会見で、18日に尖閣諸島(沖縄県)周辺の領海に侵入した中国海警局の船の上で小型無人機ドローンとみられる物体1機の飛行が確認され、航空自衛隊のF15戦闘機など4機を緊急発進(スクランブル)させたことを明らかにした。ドローンに対する緊急発進は初めて。

 稲田氏は「領空侵犯に当たり、我が国の主権に対する深刻な侵害だ」と非難した。

 防衛省によると、18日午前10時52~56分ごろ、尖閣諸島の魚釣島の西北西約14キロの領海に侵入していた海警局の船の上空で、ドローンのような物体が飛行しているのを海上保安庁の巡視船が確認。別の任務で緊急発進していたF15戦闘機2機と早期警戒機など2機が海保からの連絡を受けて周辺空域に向かい、海警局の船に無線で警告して退去を求めた。

 菅義偉官房長官は19日の記者会見で「中国による一方的に(緊張を)エスカレートさせる行為。外交ルートで中国側に強く抗議した」と述べた。【前谷宏】

最終更新:5/19(金) 19:48

毎日新聞