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加計学園問題 野党攻勢 蓮舫氏「内閣総辞職に値」 文書の信憑性に疑問も

産経新聞 5/19(金) 7:55配信

 学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の大学獣医学部新設計画をめぐり、野党は18日、文部科学省などが作成したとされる記録文書を問題視し、安倍晋三首相への批判を強めた。愛媛県今治市への国家戦略特区指定を急ぐ「総理のご意向」があるとの内容について、民進党の蓮舫代表は事実関係次第では首相の進退が問われると指摘した。菅義偉官房長官は首相の関与を重ねて否定したが、野党は終盤国会で最大の争点にする構え。(奥原慎平)

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 「官僚による究極の忖度(そんたく)があったと疑わざるをえない。(文書の内容が事実なら)内閣総辞職に値する内容ではないか」

 蓮舫氏は18日の記者会見で、民進党が入手した記録文書には、首相が知人の加計孝太郎理事長に配慮し、特区指定を急いでいた様子が読み取れると強調。政府に文書の真偽を速やかに明らかにするよう求めた。

 民進党の「加計学園疑惑調査チーム」は同日の会合で、問題の文書に登場する文科省と内閣府などの担当者を呼び真偽を追及。政府側は「調査中」などとして事実関係の回答を避けた。同チームは19日に愛媛県で現地調査も行う。

 共産党の志位和夫委員長も18日の記者会見で「文書は極めて信憑(しんぴょう)性が高い」と指摘。文書には、文科省が抵抗した獣医学部新設を認める特区指定で、首相の意向を忖度したことがうかがえるとし、「事実ならば、首相の進退に直接関わる大問題だ」と述べた。

 一方、政府・与党は静観の構えをみせる。菅官房長官は18日の記者会見で「出元も分からない」と文書の信頼性に疑問を呈し、首相の関与も否定した。公明党の漆原良夫中央幹事会会長は「裁判でも文書を出す側が真正を証明、立証する」と述べ、真偽を一方的にただすばかりの野党を牽制(けんせい)した。

 学校法人「森友学園」問題への関心が低下する中、加計問題は首相を追及する格好の材料だ。6月18日の国会会期末が迫る中、野党は衆参予算委員会で集中審議も求める構え。攻防の行方によっては政府・与党による会期延長の判断にも影響しそうだ。

最終更新:5/19(金) 8:55

産経新聞