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「2020年改憲」対立鮮明 民進批判、自民は評価 憲法審

産経新聞 5/19(金) 7:55配信

 安倍晋三首相(自民党総裁)が憲法9条改正と2020(平成32)年の施行への意欲を表明してから初めての衆院憲法審査会が18日、開かれた。民進党などは猛批判した一方、自民党は停滞する改憲議論に一石を投じた首相を評価。与野党の改憲をめぐる対立の構図が鮮明になった。

 この日のテーマは「国と地方のあり方」に関する意見表明と自由討議だったが、民進党の中川正春氏は「国会の立法権を著しく侵害すると同時に議事の混乱を引き起こす行為だ」と首相の発言を批判した。さらに首相への厳重抗議と発言撤回要求を審査会として決議するよう提案。共産、社民両党も首相を批判した。

 民進党の辻元清美氏は「都合のいいときに立憲主義を持ち出すのはご都合主義だ。改憲を論じる資格はない」と反発した。

 これに対し、自民党の古屋圭司氏は「党総裁としての発言だ。何も問題ない」と反論。中川氏の件については「必要ない」と一蹴した。また、民進党の細野豪志氏が発表した改憲私案について「傾聴に値する」と持ち上げ、改憲をめぐる見解がまとまっていない民進党を揺さぶった。

 日本維新の会の足立康史氏は「憲法審査会の政局化を主導したい民進党に苦言を呈したい」と訴えた。

最終更新:5/19(金) 7:55

産経新聞